変動費とは?固定費とは?違いは何?今さら聞けない!
こんにちは。女性経営コンサルタントの辻朋子です。
「毎月、固定費はどのくらいかかっていますか?」
私が主宰している女性起業塾「まなび塾」のメンバーさんにこのようなご質問をすることがあります。
すると「固定費とは何ですか?」と逆に質問されることがあったりして…(苦笑)
そこで今日は「固定費と変動費の違い」についてお話をしますね。
なぜなら、固定費をきちんと把握することは、経営においてとても大事なことだからです。
固定費とは?
毎月必ず発生する費用のことです。
売上の増減に関係なく発生する一定額の費用ですね。
例えば、地代家賃、人件費、水道光熱費、接待交際費、リース料、広告宣伝費などが固定費になります。
固定費の代表と言えば、地代家賃です。
家賃は毎月必ず発生しますね。
変動費とは?
売上の増減で変動する費用のことです。
一般的に変動費に該当するものは、商品の仕入れ原価や材料費などです。
固定費が売上の増減に関係なく一定額発生するのに対し、変動費は売上に比例して増減します。
例えば、物品販売業であれば、商品が100個売れた場合、その100個分の仕入れ原価は変動費になります。
まとめ
起業してビジネスをスタートしたら、必ずコストがかかります。
そしてコストは特質によって大きく2つに分けることができるのです。
それが「固定費」と「変動費」ですね。
そこでおすすめしたいのが…
・1ヶ月の固定費はいくらかかるのか?
・売上に対して変動費はどのくらいの割合でかかるのか?
この2つをきちんと把握しておくことです。
なぜなら把握をすることで戦略が立てられるからです。
例えば…
「利益を出す!」ということを目標に掲げた場合の戦略の1つは「固定費を削減すること」です。
これは固定費の意味がわかっていて、金額を把握していてはじめて立てられる戦略ですよね。
だからぜひあなたも「固定費」と「変動費」をピックアップしてみてくださいね。
商品サービスに適正価格をつけるときにも「固定費」と「変動費」は必要ですよ!
ぜひ参考にしてくださいね。